アンチドーピング分析結果
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HMBは身体づくりに関し多くのエビデンスをもつ栄養素であり、向上心を持つウォリアーにはぜひとも使ってもらいたい。
しかし、イメージが先行する中、配合量や成分情報の記載が乏しいものや、使用方法に疑問が生じる内容も散見される。
また、HMBを含む商品には、いわゆるダイエット向けの商品や、海外ブランドの商品も多く、安全性や信頼性に疑問を残すものもある。
多くの向上心ある人に、この強力なHMBを正しく使ってもらいたい。
そんな思いから、DNSとして、「HMB」を発売に至る。
HMBを活用し、最速でデカくなれ。
HMBとは、BCAA 「分岐差アミノ酸」のロイシンの代謝物でβ-ヒドロキシβ-メチルブチレート(英:3-Hydroxy 3-MethylButyrate )を略してHMBと呼ばれている。
そして、インターネット通販を中心に、”プロテインの時代は終わった” ”ダイエットの最終兵器” ”有名タレント〇〇〇愛用の”など、様々なキャッチフレーズとともに多くの製品が販売されているHMB。
しかし、イメージ先行する中、実際詳しく商品をみると、配合量や成分情報の記載が乏しいものや、使用方法に疑問が生じる内容も散見される。
HMBには大きく3つの機能があり、筋たんぱくの合成促進、筋タンパクの分解抑制(※1、※2、※3) 筋細胞の細胞膜の安定化(※4、※5)。つまり、筋を強く、かつ付きやすくするのがHMB。ただ、本当にHMBだけ飲んでいいればよいのだろうか・・・。
HMBの主な3つの働きについて、いくつかのエビデンスに基づき説明する。
筋の合成促進・分解抑制で欠かせないのが、”シグナル伝達”という概念だ。
“シグナル伝達”とは、体内で関係個所へ指示を出す信号伝達経路を示すもの。HMBは、筋の合成と分解抑制の”シグナル伝達”に関与する。
筋タンパク合成の伝達経路の一つに「mTOR (mammalian target of rapamycin)」と呼ばれる酵素を介した経路があり、HMBはこの経路のスイッチをONにすることにより筋の合成を促進させる。(※1)
分解の抑制は、ユビキチン・プロテアソーム系という伝達経路があり、HMBはこの伝達経路のスイッチをOFFにすることで、筋タンパクの分解を抑制するという機能をもつ。(※2、※3)。
筋細胞の細胞膜の安定化については、コレステロールについて触れる必要がある。
コレステロールは、ステロイドホルモンや細胞膜の合成に用いられる重要な成分だが、損傷した筋肉組織では、十分なコレステロールが合成されないと考えられている(※4)。HMBは、体内でのコレステロール合成において筋肉組織内のコレステロール合成を促進し、合成されたコレステロールは、損傷した筋細胞の細胞膜の再生に利用され、筋肉組織が速やかに安定化されるのではないかと報告されている。(※4、※5)
このようにHMBは、筋の合成・分解に関するスイッチと細胞膜の安定が主な役割であり間接的なもの。
故にHMB単体の摂取よりも、プロテイン等との併用がより相乗効果を得られると考えられている。
※1 Am J Physiol Endocrinol Metab 293;E923-E931, 2007
※2 Med Sci Sports Exerc 38(Suppl 5); S550-S551, 2006.
※3 Cancer Res 65; 277-283, 2005.
※4 J Nutr 130; 1937-1945, 2000.
※5 J Appl Physiol 81; 2095-2104, 1996.
エルゴジェニック・エイドとしてのHMB ~その真実とは ー前編ー
エルゴジェニック・エイドとしてのHMB ~その真実とは ー後編ー
HMBタブレットは、水などと一緒に1日6粒~12粒を目安にお召し上がりください。
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