身体を作り、機能させる栄養・サプリメント情報 より効率的な身体作りのために
運動時の重要なエネルギー源である筋グリコーゲンは、強度の高いトレーニングや試合を通じて枯渇してしまう。次のハードな試合、トレーニングに立ち向かう為には、運動終了後にしっかりと糖質を補給することが重要となってくる。
ここでは、運動後の糖質補給について、量とタイミングを軸に解説する。
運動後の糖質摂取の効果的なタイミングと量
運動後、なるべく早いタイミングで糖質を摂取することで筋グリコーゲンの回復が早まると言われている。
なるべく早く、とは一体どれくらいの時間だろうか。国際スポーツ栄養学会の見解によれば、素早い筋グリコーゲン回復の為には、運動終了後30分以内の糖質摂取が望ましいとされている1。
このタイミングで目標とするべき糖質の摂取量は、スポーツ栄養の国際的なガイドラインによると1.0~1.2g/kg 体重/時間であると示されている2。
例えば、体重60㎏の選手であれば運動終了後1時間に、大きめのおにぎり1個(糖質およそ55g)、もしくはエネルギーゼリー1個半程度(糖質およそ80g)を摂取することに相当する。
1日を通じてどれくらいの糖質を摂ればよいのか?
トレーニングや試合の強度によって、推奨される糖質摂取量は異なる。
国際オリンピック委員会(IOC)から発表されている、トレーニング強度別のアスリートにおける糖質推奨量3を参考にして、自分に見合った量の糖質を摂取して欲しい(表1)。
運動時の重要なエネルギー源である筋グリコーゲンは、強度の高いトレーニングや試合を通じて枯渇してしまう。次のハードな試合、トレーニングに立ち向かう為には、運動終了後にしっかりと糖質を補給することが重要となってくる。
ここでは、運動後の糖質補給について、量とタイミングを軸に解説する。
運動後の糖質摂取の効果的なタイミングと量
運動後、なるべく早いタイミングで糖質を摂取することで筋グリコーゲンの回復が早まると言われている。
なるべく早く、とは一体どれくらいの時間だろうか。国際スポーツ栄養学会の見解によれば、素早い筋グリコーゲン回復の為には、運動終了後30分以内の糖質摂取が望ましいとされている1。
このタイミングで目標とするべき糖質の摂取量は、スポーツ栄養の国際的なガイドラインによると1.0~1.2g/kg 体重/時間であると示されている2。
例えば、体重60㎏の選手であれば運動終了後1時間に、大きめのおにぎり1個(糖質およそ55g)、もしくはエネルギーゼリー1個半程度(糖質およそ80g)を摂取することに相当する。
1日を通じてどれくらいの糖質を摂ればよいのか?
トレーニングや試合の強度によって、推奨される糖質摂取量は異なる。
国際オリンピック委員会(IOC)から発表されている、トレーニング強度別のアスリートにおける糖質推奨量3を参考にして、自分に見合った量の糖質を摂取して欲しい(表1)。