競技パフォーマンスUP
ラグビーの新リーグ「JAPAN RUGBY LEAGUE ONE」に参入するNTTコミュニケーションズ シャイニングアークス東京ベイ浦安。新リーグでの躍進を目指す彼らの新たなニュートリション戦略について、3人の選手達に話を聞いた。(コーチ編はこちら)
2021年1月よりリーグ戦が始まるラグビーの新リーグ「JAPAN RUGBY LEAGUE ONE」への所属が決定したNTTコミュニケーションズ シャイニングアークス東京ベイ浦安。チームは運動量の多いチャレンジングなラグビーで「トップ4の壁」のブレイクを目指す。
フィールドをワイドに使ってボールを動かし、生まれたスペースにアタックし続ける運動量の多いラグビー。その実現のためには、フィジカルとフィットネスの充実が欠かせない。躍進のカギを握るのは、選手達の意識改革。その中核にあるのが、DNSとタッグを組んだ新たな栄養戦略だ。
今年、チームはDNSとの取り組みをさらに強化。導入アイテムのバリエーションを増やし、選手の要望に細やかに対応。プロテインホエイ100とバーエックス、ジェルエックスをクラブハウス内のプロテインカウンターに置き、好きなタイミングで飲めるようにしている他、効果を感じられたサプリメントについては今年よりチーム単位で積極的に導入。 さらに川端昭彦ヘッドストレングス&コンディショニングコーチによる個別カウンセリングで選手達のサプリメント導入をサポートするなど、栄養戦略の見直しを図っている。 |
一部のプロ選手を除き、選手の多くはNTTコミュニケーションズの社員。現在は新リーグの開幕に向け、バルクアップと基本技術の習得を軸に調整を進める。朝にクラブハウスでウエイトトレーニングを90分行い、その後はグラウンドでスキル練習やラントレ。練習が終わると昼食を摂り、午後はそれぞれの部署で仕事(現在は主にリモート勤務)、という毎日を送っている。
FWの中心・PR上田竜太郎選手は早稲田大学出身。大学時代はキャプテンを務め、他チームからプロ契約のオファーもあったが、NTTコムの社員としてラグビーを続ける道を選んだ。 現在はビジネスソリューション本部にて、主に営業マンの健康増進施策の企画・立案などを行う。 身長182㎝、体重108㎏。FWとしては突出したスピードとフィットネスを武器に、チームのボールをワイドに動かすプレースタイルを支える。 |
「体重は今ぐらいがベストですが、今後できればスピードを落とすことなくもう少し増やしたいとも思っています。そのためにも食事を重視。朝はホエイプロテインとオートミール、バナナ、ブルーベリー、蜂蜜やピーナツバターなどをミキサーに入れてスムージー。そしてウエイトトレーニング中にBCAA、終了後にもう一度プロテインを飲みます。
練習が終わったらすぐに、クラブハウスで栄養補給。午後は自宅で仕事。夕食は自宅で家族と摂りますが、メインは魚が多いですね。炭水化物を摂り過ぎないようにしています。白米でお腹いっぱいにするのではなく、おかずの品数をできるだけ増やし、いろいろな種類のたんぱく質を摂ることを心がけています。」
入社9年目の30歳。気がかりなのは「ここ数年で徐々にケガが増えてきていること」と語る。
「20代はケガが少なかったので、プロテイン以外のサプリメントを摂ったり、念入りなストレッチで身体のケアをしたりはあまりしてきませんでした。ところがここ数年で一気にガタが来た。3年前ぐらいから肉離れが増え、2年前にはアキレス腱を切って長期欠場してしまいました。
もう30代ですし、今後は負傷しにくい身体作りを心がけなくてはいけない。そのため現在はプロテインとBCAAに加えてビタミンスーパープレミアムとミネラルスーパープレミアム、それと関節のことを考え、スリーウェイケアを毎日飲んでいます。 食事の内容を考え、これだと決めたサプリメントを毎日摂るようになって、体重や体組成の数値のブレが減ってきました。今まではオフに体重が増えることも多かったのですが、年間を通じて安定するようになってきた。 |
おそらく今後、トレーニングとサプリメントによるケアは、ますます大事になってくるでしょうね。」
SH湯本睦選手は、東海大出身の5年目。大学4年次に大学選手権準優勝を果たしている。チームでは、相手を抜き去る一瞬のスピードと巧みなボールハンドリングを武器に1年目から活躍。そして会社ではビジネスソリューション本部に所属し、社員の日々の健康管理業務などを行う。
そんな湯本選手は現在27歳。上田選手と同様に、ここ数年の微妙な身体の変化を感じつつある。 「ウエイトトレーニングは大学時代に重点的にやってきましたが、社会人はレベルの高い外国人選手もたくさんいますし、大学とはパワーもスピードも違う。身体が小さいこともあり、トップリーグで2~3年プレーした24~25歳あたりから、試合を終えた後の疲労感とダメージが徐々に大きくなってきました。」 |
負傷を回避するためにも、もっと食事をちゃんとしなくてはいけない。そう実感し、食事を変え、サプリメントをきちんと摂るようになった。
「昨年までは朝食を食べないことも多かったのですが、今はプロテインスムージーを必ず飲んでいます。そこからクラブハウスでウエイトトレーニングをしてからプロテインを飲み、グラウンドで練習が終わったらすぐにR4を飲んで昼食。毎食後に必ずミネラルスーパープレミアムを摂っています。
午後に帰宅して仕事。夕食は自宅で。魚を中心に、肉は鶏胸肉とささみが中心。夜は炭水化物を減らしています。社会人は学生と違い、どうしても仕事関係のつき合いが出てきます。 そういう時は自分で考えてバランスを取らなくてはいけない。好きな食事を我慢するのは嫌なので、お酒を飲んだ次の日は水分をたくさん摂ったり食事量を調整したりと、トータルバランスを心がけていました。 |
僕は試合期の体重を自分で定めていて、大学2年生から68㎏でほぼ変わっていません。オフやトレーニング期は70㎏ぐらいで保ち、そこから2㎏絞ってシーズンに入る。それを続けることができているし、今のところ大きなケガをしていないのは、どうにか自己管理ができているからだと思っています。
個人的に目標にしているのは日本代表入りですが、チームが上位に入らないと、夢は拓けない。だからこのチームで優勝したい。そのためにも、そして今後も質の高いプレーを続けていくためにも、栄養のことをさらに考えていく必要がありますね。」
SO喜連航平選手は近畿大出身。現在は関連会社のNTTコムエンジニアリングに出向。エンジニアの採用・育成を担当する他、チームの社会貢献活動にも深く携わっている。 「地域のNPO法人などと連携し、身体の不自由な子ども達のサポート活動などを行っています。ラグビーを通して彼らと接すると、前向きな気持ちをもってくれる。選手にとっても、ラグビーをやっているだけでは見えない部分に多く気づかされます。」 |
近畿大出身の4年目。チームを俯瞰し、巧みなゲームコントロールを見せる司令塔。だがキャリアの中で、度重なる負傷に悩まされ続けている。
「今まで身体作りをちゃんとしておらず、その結果、毎年のようにケガをしてしまっていた。ケガをすると身体作りはストップしてしまうし、リハビリをしてやっと練習に戻れても、ケ ガが多いとなかなか自分の声を聞いてもらえない。この悪循環からそろそろ抜け出さなくてはいけません。チームメイトの信頼を得るためにも、ケガをせずコンスタントにプレーできる身体を作る必要性を痛感します。」
身長175㎝で今の体重は83~84㎏。ベスト体重は82㎏。試合時に82㎏になるように少し絞って調整するという。ただし上田選手、湯本選手と比べ、やや食が細いようだ。
「朝食を食べると身体が重たくなり、走れなくなる。かといって昼に多く食べると、それもしんどい。昼も食べ過ぎないように抑えつつ、その分、間食を多く摂っています。 独身なので、すべて自分でやっていますね。サプリメントはプロテインとBCAAで、あとは何かしらの反応がほしい時だけ摂っています。 |
今はケガをしない身体を作って、とにかく試合に出たい。4年目になって、だんだん自分の身体がわかってきた。今後はサプリメントの摂り方もよく考えていきたい。チームにとっても自分にとっても、今がまさにスタートラインだと思っています」
リスクをいとわないチャレンジングなラグビーでトップ4入り、そして日本一を目指すNTTコミュニケーションズ シャイニングアークス東京ベイ浦安。目標に向けた課題について、選手達はこう語る。
上田「今まで上位争いに参戦することができなかった ので、何かあると、やるべきことがブレてしまいがち。上位の壁を破るには、当たり前のことを当たり前にできるようになることが大切だと思います。 強いチームほど用具を大切にする、トレーニングルームを清潔に扱うなどといった基本的な規律がしっかりしている。そして栄養面のサポートも含めて、今の素晴らしい環境を当たり前と思わず、感謝する。すべてはそこから始まっていくと考えています。」 |
湯本「全員がこのチームを好きでいることが大事。選手同士仲がよくても馴れ合いにならず、競い合って目標を目指していく。 試合に出る選手も出られない選手も気持ちを一つにできるか。それが目標達成のカギを握っていると思います。」 |
喜連「新しいリーグを控えた今は、日本一という目標を達成するためにとても大事な時期。 若手とベテランが力を合わせて、チームの一体感を作っていくことが大切だと思います。新たな気持ちで頑張っていきたい。」 取り組みはまだまだ、道半ば。しかし、リーグ有数の優れたファシリティ、そしてDNSとの連携強化によって、目標に向けた環境は徐々に整いつつある。 |
今後、選手達の身体、そしてチームが展開するラグビーはどう進化するのか。そしてシャイニングアークス東京ベイ浦安は新リーグを席巻し、トップ4の壁を打ち破ることができるのか。躍進に期待したい。
ラグビーの新リーグ「JAPAN RUGBY LEAGUE ONE」に参入するNTTコミュニケーションズ シャイニングアークス東京ベイ浦安。新リーグでの躍進を目指す彼らの新たなニュートリション戦略について、3人の選手達に話を聞いた。(コーチ編はこちら)
2021年1月よりリーグ戦が始まるラグビーの新リーグ「JAPAN RUGBY LEAGUE ONE」への所属が決定したNTTコミュニケーションズ シャイニングアークス東京ベイ浦安。チームは運動量の多いチャレンジングなラグビーで「トップ4の壁」のブレイクを目指す。
フィールドをワイドに使ってボールを動かし、生まれたスペースにアタックし続ける運動量の多いラグビー。その実現のためには、フィジカルとフィットネスの充実が欠かせない。躍進のカギを握るのは、選手達の意識改革。その中核にあるのが、DNSとタッグを組んだ新たな栄養戦略だ。
今年、チームはDNSとの取り組みをさらに強化。導入アイテムのバリエーションを増やし、選手の要望に細やかに対応。プロテインホエイ100とバーエックス、ジェルエックスをクラブハウス内のプロテインカウンターに置き、好きなタイミングで飲めるようにしている他、効果を感じられたサプリメントについては今年よりチーム単位で積極的に導入。さらに川端昭彦ヘッドストレングス&コンディショニングコーチによる個別カウンセリングで選手達のサプリメント導入をサポートするなど、栄養戦略の見直しを図っている。
一部のプロ選手を除き、選手の多くはNTTコミュニケーションズの社員。現在は新リーグの開幕に向け、バルクアップと基本技術の習得を軸に調整を進める。朝にクラブハウスでウエイトトレーニングを90分行い、その後はグラウンドでスキル練習やラントレ。練習が終わると昼食を摂り、午後はそれぞれの部署で仕事(現在は主にリモート勤務)、という毎日を送っている。
FWの中心・PR上田竜太郎選手は早稲田大学出身。大学時代はキャプテンを務め、他チームからプロ契約のオファーもあったが、NTTコムの社員としてラグビーを続ける道を選んだ。現在はビジネスソリューション本部にて、主に営業マンの健康増進施策の企画・立案などを行う。
身長182㎝、体重108㎏。FWとしては突出したスピードとフィットネスを武器に、チームのボールをワイドに動かすプレースタイルを支える。
「体重は今ぐらいがベストですが、今後できればスピードを落とすことなくもう少し増やしたいとも思っています。そのためにも食事を重視。朝はホエイプロテインとオートミール、バナナ、ブルーベリー、蜂蜜やピーナツバターなどをミキサーに入れてスムージー。そしてウエイトトレーニング中にBCAA、終了後にもう一度プロテインを飲みます。
練習が終わったらすぐに、クラブハウスで栄養補給。午後は自宅で仕事。夕食は自宅で家族と摂りますが、メインは魚が多いですね。炭水化物を摂り過ぎないようにしています。白米でお腹いっぱいにするのではなく、おかずの品数をできるだけ増やし、いろいろな種類のたんぱく質を摂ることを心がけています。」
入社9年目の30歳。気がかりなのは「ここ数年で徐々にケガが増えてきていること」と語る。
「20代はケガが少なかったので、プロテイン以外のサプリメントを摂ったり、念入りなストレッチで身体のケアをしたりはあまりしてきませんでした。ところがここ数年で一気にガタが来た。3年前ぐらいから肉離れが増え、2年前にはアキレス腱を切って長期欠場してしまいました。
もう30代ですし、今後は負傷しにくい身体作りを心がけなくてはいけない。そのため現在はプロテインとBCAAに加えてビタミンスーパープレミアムとミネラルスーパープレミアム、それと関節のことを考え、スリーウェイケアを毎日飲んでいます。
食事の内容を考え、これだと決めたサプリメントを毎日摂るようになって、体重や体組成の数値のブレが減ってきました。今まではオフに体重が増えることも多かったのですが、年間を通じて安定するようになってきた。おそらく今後、トレーニングとサプリメントによるケアは、ますます大事になってくるでしょうね。」
SH湯本睦選手は、東海大出身の5年目。大学4年次に大学選手権準優勝を果たしている。チームでは、相手を抜き去る一瞬のスピードと巧みなボールハンドリングを武器に1年目から活躍。そして会社ではビジネスソリューション本部に所属し、社員の日々の健康管理業務などを行う。
そんな湯本選手は現在27歳。上田選手と同様に、ここ数年の微妙な身体の変化を感じつつある。
「ウエイトトレーニングは大学時代に重点的にやってきましたが、社会人はレベルの高い外国人選手もたくさんいますし、大学とはパワーもスピードも違う。身体が小さいこともあり、トップリーグで2~3年プレーした24~25歳あたりから、試合を終えた後の疲労感とダメージが徐々に大きくなってきました。」
負傷を回避するためにも、もっと食事をちゃんとしなくてはいけない。そう実感し、食事を変え、サプリメントをきちんと摂るようになった。
「昨年までは朝食を食べないことも多かったのですが、今はプロテインスムージーを必ず飲んでいます。そこからクラブハウスでウエイトトレーニングをしてからプロテインを飲み、グラウンドで練習が終わったらすぐにR4を飲んで昼食。毎食後に必ずミネラルスーパープレミアムを摂っています。
午後に帰宅して仕事。夕食は自宅で。魚を中心に、肉は鶏胸肉とささみが中心。夜は炭水化物を減らしています。社会人は学生と違い、どうしても仕事関係のつき合いが出てきます。今はコロナ禍でありませんが、以前は飲みに行く機会もよくありました。そういう時は自分で考えてバランスを取らなくてはいけない。好きな食事を我慢するのは嫌なので、お酒を飲んだ次の日は水分をたくさん摂ったり食事量を調整したりと、トータルバランスを心がけていました。
僕は試合期の体重を自分で定めていて、大学2年生から68㎏でほぼ変わっていません。オフやトレーニング期は70㎏ぐらいで保ち、そこから2㎏絞ってシーズンに入る。それを続けることができているし、今のところ大きなケガをしていないのは、どうにか自己管理ができているからだと思っています。
個人的に目標にしているのは日本代表入りですが、チームが上位に入らないと、夢は拓けない。だからこのチームで優勝したい。そのためにも、そして今後も質の高いプレーを続けていくためにも、栄養のことをさらに考えていく必要がありますね。」
SO喜連航平選手は近畿大出身。現在は関連会社のNTTコムエンジニアリングに出向。エンジニアの採用・育成を担当する他、チームの社会貢献活動にも深く携わっている。
「地域のNPO法人などと連携し、身体の不自由な子ども達のサポート活動などを行っています。ラグビーを通して彼らと接すると、前向きな気持ちをもってくれる。選手にとっても、ラグビーをやっているだけでは見えない部分に多く気づかされます。」
近畿大出身の4年目。チームを俯瞰し、巧みなゲームコントロールを見せる司令塔。だがキャリアの中で、度重なる負傷に悩まされ続けている。
「今まで身体作りをちゃんとしておらず、その結果、毎年のようにケガをしてしまっていた。ケガをすると身体作りはストップしてしまうし、リハビリをしてやっと練習に戻れても、ケ ガが多いとなかなか自分の声を聞いてもらえない。この悪循環からそろそろ抜け出さなくてはいけません。チームメイトの信頼を得るためにも、ケガをせずコンスタントにプレーできる身体を作る必要性を痛感します。」
身長175㎝で今の体重は83~84㎏。ベスト体重は82㎏。試合時に82㎏になるように少し絞って調整するという。ただし上田選手、湯本選手と比べ、やや食が細いようだ。
「朝食を食べると身体が重たくなり、走れなくなる。かといって昼に多く食べると、それもしんどい。昼も食べ過ぎないように抑えつつ、その分、間食を多く摂っています。間食としてはプロテインも摂りますし、他には鶏肉やブロッコリーなどを調理して自宅に作り置きをして、食事の間に食べるようにしています。独身なので、すべて自分でやっていますね。サプリメントはプロテインとBCAAで、あとは何かしらの反応がほしい時だけ摂っています。
今はケガをしない身体を作って、とにかく試合に出たい。4年目になって、だんだん自分の身体がわかってきた。今後はサプリメントの摂り方もよく考えていきたい。チームにとっても自分にとっても、今がまさにスタートラインだと思っています」
リスクをいとわないチャレンジングなラグビーでトップ4入り、そして日本一を目指すNTTコミュニケーションズ シャイニングアークス東京ベイ浦安。目標に向けた課題について、選手達はこう語る。
上田「今まで上位争いに参戦することができなかった ので、何かあると、やるべきことがブレてしまいがち。上位の壁を破るには、当たり前のことを当たり前にできるようになることが大切だと思います。強いチームほど用具を大切にする、トレーニングルームを清潔に扱うなどといった基本的な規律がしっかりしている。そして栄養面のサポートも含めて、今の素晴らしい環境を当たり前と思わず、感謝する。すべてはそこから始まっていくと考えています。」
湯本「全員がこのチームを好きでいることが大事。選手同士仲がよくても馴れ合いにならず、競い合って目標を目指していく。試合に出る選手も出られない選手も気持ちを一つにできるか。それが目標達成のカギを握っていると思います。」
喜連「新しいリーグを控えた今は、日本一という目標を達成するためにとても大事な時期。若手とベテランが力を合わせて、チームの一体感を作っていくことが大切だと思います。新たな気持ちで頑張っていきたい。」
取り組みはまだまだ、道半ば。しかし、リーグ有数の優れたファシリティ、そしてDNSとの連携強化によって、目標に向けた環境は徐々に整いつつある。
今後、選手達の身体、そしてチームが展開するラグビーはどう進化するのか。そしてシャイニングアークス東京ベイ浦安は新リーグを席巻し、トップ4の壁を打ち破ることができるのか。躍進に期待したい。