競技パフォーマンスUP

読売ジャイアンツのキャンプ中の補食

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読売ジャイアンツのキャンプ中の補食

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2021年2月、DNSはジャイアンツとオフィシャルニュートリションサプライヤー契約を締結した。ここでは、DNSがジャイアンツに派遣し栄養サポートを行う、公認スポーツ栄養士・斉藤裕子が、選手達の食事情やスポーツ栄養にまつわるさまざまな情報をお伝えしていく。

■2021年プロ野球開幕

キャンプ、オープン戦と各地を巡り、3月26日に無事、東京ドームでの開幕を迎えました。

キャンプ期間中、大きく異なったのは、やはり新型コロナウィルス対策。例年だと食事会場を設けなかった休養日でも、今年は夕食会場を設けていたため、キャンプの1ヶ月間、いかに飽きずに食事を楽しく食べられるかということをテーマに対策を取りました。

特にキャンプ中、選手はハードな練習を日々実施しているため、最優先で疲労回復を狙いたいところ。ですので、食事は疲れていても食欲がそそられるようなメニュー内容を心掛けました。疲れていても、焼肉などの肉系はやはり人気も高く「これなら一生食べられる!」と言う選手もいたほどです。食欲がわかないからといって、食べることを怠っていては疲労回復はできませんので、毎回「食べることも仕事!」と選手に言っています。

メニューとしては、ごはんをたくさん食べるための「ごはんのお供」のバリエーションを増やしたり、現地で選手が「これおいしい!」「毎日食べたい!」と言ったものなどは、継続して入れていただいたりもしました。

選手は、毎日体重を、1クールに1回体脂肪を計測し、その変動を確認しながら、前日の食事量や水分量が足りていたか否かの振り返りを常時行っています。食べられなくなってくると、それだけエネルギー量が不足し、体重が低下傾向になりがち。これをなるべく食い止めるために、補食が重要な意味を持つのです。

私は、キャンプ期間中毎朝、1日のスケジュールを確認し、どのタイミングでどんなものを補給するのがいいか、スケジュール表の栄養補給を入れてほしいタイミングに付箋を貼りつけて、促していました。

特に補食で好評だったのが「おはぎ」。選手から要望がありテスト的に入れてみたところ、非常に好評で、あっという間になくなるほど…。

甘いものは全部だめ、と思われがちですが、実はこのおはぎは、元をただせば小豆からできているので、たんぱく質も取れるおすすめの補食の一つ。「シーズン中もおはぎを食べたい!」という声も多かったので、さっそく東京ドームでも導入を検討しています。

また練習状況によっては、移動などの都合上、ゆっくり栄養補給することができない時もあります。

そんな時でも移動中の補給に活用しやすいのが、ゼリー飲料です。移動のバスに乗り込む選手に「ゼリー持った?」「栄養補給は?」などと声がけして、送り出していました。

ジャイアンツで利用しているのは、DNSエナジーゼリーJEL-Xの2種類です。

この2つはたんぱく質の量に差があり、エネルギー重視のエナジーゼリーは運動前や運動中に、たんぱく質を多く含むJeL-Xはハードなトレーニング後や、次の食事まで時間がある場合などに、おすすめしています。

ちなみに、一番最後の練習や試合後は、前回記載した「R4+プロテイン」が必須です。

キャンプ中のとある1日の例

補食で印象的だったのが、「ささみ」。たんぱく質を10g摂れることを確認して補給している選手が多くいて、安心したところです。

最近ではコンビニにも、手軽に摂れる補食類が並ぶようになりました。そういったものを選ぶ時にも、どのタイミングでどんなものを摂ったらよいかを判断するために、栄養成分表示を見て食べるものを選んだり、食べるタイミングが考えられるようになれるよう、今後もお伝えしていきます。

シーズン中もこうした補食を活用しながら、選手の体重低下が起きないようフォローしたいと思っています。

R4 アルティメットリカバリーアドバンテージ

【1食(45g)あたり】

エネルギー:167kcal、たんぱく質:6.1g、脂質:0g、炭水化物:36.6g、ナトリウム:0mg(食塩相当量:0g)、グルタミン:5,000mg、HMB Ca:1,500mg、シトルリン:500mg、アルギニン:500mg、マルトデキストリン:33g

詳しい情報・ご購入はこちらから DNS Online Shop

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2021年2月、DNSはジャイアンツとオフィシャルニュートリションサプライヤー契約を締結した。ここでは、DNSがジャイアンツに派遣し栄養サポートを行う、公認スポーツ栄養士・斉藤裕子が、選手達の食事情やスポーツ栄養にまつわるさまざまな情報をお伝えしていく。

■2021年プロ野球開幕

キャンプ、オープン戦と各地を巡り、3月26日に無事、東京ドームでの開幕を迎えました。

キャンプ期間中、大きく異なったのは、やはり新型コロナウィルス対策。例年だと食事会場を設けなかった休養日でも、今年は夕食会場を設けていたため、キャンプの1ヶ月間、いかに飽きずに食事を楽しく食べられるかということをテーマに対策を取りました。

特にキャンプ中、選手はハードな練習を日々実施しているため、最優先で疲労回復を狙いたいところ。ですので、食事は疲れていても食欲がそそられるようなメニュー内容を心掛けました。疲れていても、焼肉などの肉系はやはり人気も高く「これなら一生食べられる!」と言う選手もいたほどです。食欲がわかないからといって、食べることを怠っていては疲労回復はできませんので、毎回「食べることも仕事!」と選手に言っています。

メニューとしては、ごはんをたくさん食べるための「ごはんのお供」のバリエーションを増やしたり、現地で選手が「これおいしい!」「毎日食べたい!」と言ったものなどは、継続して入れていただいたりもしました。

選手は、毎日体重を、1クールに1回体脂肪を計測し、その変動を確認しながら、前日の食事量や水分量が足りていたか否かの振り返りを常時行っています。食べられなくなってくると、それだけエネルギー量が不足し、体重が低下傾向になりがち。これをなるべく食い止めるために、補食が重要な意味を持つのです。

私は、キャンプ期間中毎朝、1日のスケジュールを確認し、どのタイミングでどんなものを補給するのがいいか、スケジュール表の栄養補給を入れてほしいタイミングに付箋を貼りつけて、促していました。

特に補食で好評だったのが「おはぎ」。選手から要望がありテスト的に入れてみたところ、非常に好評で、あっという間になくなるほど…。

甘いものは全部だめ、と思われがちですが、実はこのおはぎは、元をただせば小豆からできているので、たんぱく質も取れるおすすめの補食の一つ。「シーズン中もおはぎを食べたい!」という声も多かったので、さっそく東京ドームでも導入を検討しています。

また練習状況によっては、移動などの都合上、ゆっくり栄養補給することができない時もあります。

そんな時でも移動中の補給に活用しやすいのが、ゼリー飲料です。移動のバスに乗り込む選手に「ゼリー持った?」「栄養補給は?」などと声がけして、送り出していました。

ジャイアンツで利用しているのは、DNSエナジーゼリーJEL-Xの2種類です。

この2つはたんぱく質の量に差があり、エネルギー重視のエナジーゼリーは運動前や運動中に、たんぱく質を多く含むJeL-Xはハードなトレーニング後や、次の食事まで時間がある場合などに、おすすめしています。

ちなみに、一番最後の練習や試合後は、前回記載した「R4+プロテイン」が必須です。

キャンプ中のとある1日の例

補食で印象的だったのが、「ささみ」。たんぱく質を10g摂れることを確認して補給している選手が多くいて、安心したところです。

最近ではコンビニにも、手軽に摂れる補食類が並ぶようになりました。そういったものを選ぶ時にも、どのタイミングでどんなものを摂ったらよいかを判断するために、栄養成分表示を見て食べるものを選んだり、食べるタイミングが考えられるようになれるよう、今後もお伝えしていきます。

シーズン中もこうした補食を活用しながら、選手の体重低下が起きないようフォローしたいと思っています。

R4 アルティメットリカバリーアドバンテージ

【1食(45g)あたり】

エネルギー:167kcal、たんぱく質:6.1g、脂質:0g、炭水化物:36.6g、ナトリウム:0mg(食塩相当量:0g)、グルタミン:5,000mg、HMB Ca:1,500mg、シトルリン:500mg、アルギニン:500mg、マルトデキストリン:33g

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