体重・筋量UP
ただし、アルギニンはアルカリが強いため、アルギニンだけを大量に摂取すると、胸やけを起こしたり消化不良になってしまったりする可能性がある。そこで併用するのが「シトルリン」だ。シトルリンは尿素サイクルにより、体内でアルギニンに容易に変換されるのだ。
750mgのシトルリンを1日2回摂取することにより、体内のアルギニンレベルを十分に高めることができる(※7)。アルギニンとシトルリンの両方を摂取すれば、アルギニンのアルカリ性は抑えられ、また「シトルリン→アルギニン」となることによるタイムリリース効果も期待できるだろう。
22名の男性に1日2.4gのシトルリンを摂取させ、7日間継続したところ、血中アルギニンレベルが高くなり、自転車で4kmを走るタイムが短くなったという研究がある(※8)。 また1日6gのシトルリンを摂取したところ、高強度運動におけるパフォーマンスが改善し、酸素利用能も高まったという報告もある(※9)。
他のアミノ酸と同様に、アルギニンの血中濃度は摂取後30分ほどで最大に達し、2時間後に半分となり、4時間ほどかけて元のレベルに戻る(※10)。
しかし、血中アルギニンレベルが最大になってからNOが産生されるまでの間に、タイムラグが存在する。そのため血流が最大になるのは、アルギニンを摂取してから90分ほど経ったころとなる(※11)。
摂取後60分したところで、十分に血流は増加している。よってトレーニングの1時間前ぐらいにアルギニンを5~9g摂取すればよいだろう。それにより、トレーニング時の血行増進効果や持久力アップ効果が期待できると考えられる。
アルギニンやシトルリンは試合時だけでなく、普段のトレーニング時に使って差し支えない。これまでのトレーニングとはまったく違ったパンプ感や疲労の減少が感じられるはずだ。ぜひ体感してほしい。
ただし、アルギニンはアルカリが強いため、アルギニンだけを大量に摂取すると、胸やけを起こしたり消化不良になってしまったりする可能性がある。そこで併用するのが「シトルリン」だ。シトルリンは尿素サイクルにより、体内でアルギニンに容易に変換されるのだ。
750mgのシトルリンを1日2回摂取することにより、体内のアルギニンレベルを十分に高めることができる(※7)。アルギニンとシトルリンの両方を摂取すれば、アルギニンのアルカリ性は抑えられ、また「シトルリン→アルギニン」となることによるタイムリリース効果も期待できるだろう。
22名の男性に1日2.4gのシトルリンを摂取させ、7日間継続したところ、血中アルギニンレベルが高くなり、自転車で4kmを走るタイムが短くなったという研究がある(※8)。 また1日6gのシトルリンを摂取したところ、高強度運動におけるパフォーマンスが改善し、酸素利用能も高まったという報告もある(※9)。
他のアミノ酸と同様に、アルギニンの血中濃度は摂取後30分ほどで最大に達し、2時間後に半分となり、4時間ほどかけて元のレベルに戻る(※10)。
しかし、血中アルギニンレベルが最大になってからNOが産生されるまでの間に、タイムラグが存在する。そのため血流が最大になるのは、アルギニンを摂取してから90分ほど経ったころとなる(※11)。
摂取後60分したところで、十分に血流は増加している。よってトレーニングの1時間前ぐらいにアルギニンを5~9g摂取すればよいだろう。それにより、トレーニング時の血行増進効果や持久力アップ効果が期待できると考えられる。
アルギニンやシトルリンは試合時だけでなく、普段のトレーニング時に使って差し支えない。これまでのトレーニングとはまったく違ったパンプ感や疲労の減少が感じられるはずだ。ぜひ体感してほしい。