競技パフォーマンスUP

頻回摂取でコンディションをキープしろ! ー後編ー

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■ウォリアーにもっとも必要なミネラルは

タンパク質と同じように、ミネラルは「身体の部品」となる。骨に含まれるカルシウムやマグネシウム、赤血球に含まれる鉄などが良い例だろう。
特にウォリアーにとって重要となるミネラルが「亜鉛」だ。亜鉛はテストステロンやインスリン、成長ホルモンなど「カラダをつくる」ホルモンの材料となり、またDNAの転写にも必要とされる。
そして亜鉛やマグネシウムは日本人の食生活だと実に不足しやすい。日本人の食事摂取基準によればマグネシウムの推奨摂取量は一日に370mgだが、平成26年の「国民健康・栄養調査」によれば成人のマグネシウム平均摂取量はたったの244mgである。
また亜鉛も推奨摂取量は一日に10mgだが、これも調査による成人の亜鉛平均摂取量は8mgに満たないとされており、全く足りていない。

栄養には気を遣っていると思われるNFLの選手250人以上を調査したところ、70%以上が亜鉛とマグネシウム両方が不足していたという報告もある。
どんなにハードなトレーニングを行っても、ビタミンやミネラルが不足していては本当の効果を得ることはできない。そしてどんなに食事に気を遣っても、十分なビタミンやミネラルを確実に摂取できているとは言えない。「バランスの良い食事」を心がけるだけではダメなのだ。

マグネシウムには筋肉をリラックスさせる作用がある。逆にカルシウムは筋肉を収縮させる作用がある。このバランスが崩れると、筋肉の痙攣が起こりやすい。夏場に肉離れや痙攣が起こりやすいのは、脱水によってミネラルバランスが崩れるからでもある。
カルシウムはホエイプロテインに含まれており、また乳製品などで簡単に摂取できる。しかしマグネシウムはナッツ類や葉野菜、海藻類に多く含まれ、なかなか十分に摂取することができない。

また亜鉛も不足しやすいミネラルだ。亜鉛を十分に摂取することで、テストステロンが増えたという報告がある。体重1kgあたり3mgの亜鉛を4週間に渡って10名のレスラーに摂取させたところ、総テストステロンと遊離テストステロンレベルが顕著に高くなっていた。(※16)
また普段運動しない人は、運動することによってテストステロンレベルが低下しやすい。そこで4週間に渡って体重1kgあたり3mgの亜鉛を摂取したところ、通常時からテストステロンレベルを高めることができ、運動してもテストステロンレベルの低下はそれほど起こらなかった。(※17)

亜鉛が不足していない8~9歳の子供に一日10mgの亜鉛を摂取させたところ、IGF-1やIGFBP3、オステオカルシンが上昇している。これは子供の成長を促進する可能性がある。(※18)
また6~9歳の子供に一日5mgの亜鉛を摂取させたところ、認知機能が上昇する可能性が示唆されている。(※19)
食事では不足しやすい亜鉛やマグネシウムを簡単に摂る方法がある。「DNSグミ ZMA」を食べることだ。「DNSグミ ZMA」には1袋当たり30mgの亜鉛と200mgのマグネシウム、30mgのビタミンB6が含まれている。
亜鉛とマグネシウム以外にビタミンB6も含まれているが、この栄養素にはアミノ酸の代謝をサポートしたり、睡眠を深くしたりする作用が期待できる。
夕食後のちょっと小腹が空いたタイミングで「DNSグミ ZMA」を食べれば食欲も満たされるし、普段よりぐっすり眠ることができるだろう。

※DNSグミ ZMAは現在終売しております。


(前編を読む)

    【参考文献】

    • 16:The effect of exhaustion exercise on thyroid hormones and testosterone levels of elite athletes receiving oral zinc. Neuro Endocrinol Lett. 2006 Feb-Apr;27(1-2):247-52.
    • 17:Effect of fatiguing bicycle exercise on thyroid hormone and testosterone levels in sedentary males supplemented with oral zinc. Neuro Endocrinol Lett. 2007 Oct;28(5):681-5.
    • 18:Effect of Zinc Supplementation on GH, IGF1, IGFBP3, OCN, and ALP in Non-Zinc-Deficient Children. J Am Coll Nutr. 2015;34(4):290-9. doi: 10.1080/07315724.2014.929511. Epub 2015 Mar 11.
    • 19:Oral zinc supplementation may improve cognitive function in schoolchildren. Biol Trace Elem Res. 2013 Oct;155(1):23-8. doi: 10.1007/s12011-013-9766-9. Epub 2013 Jul 28.
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    ■ウォリアーにもっとも必要なミネラルは

    タンパク質と同じように、ミネラルは「身体の部品」となる。骨に含まれるカルシウムやマグネシウム、赤血球に含まれる鉄などが良い例だろう。
    特にウォリアーにとって重要となるミネラルが「亜鉛」だ。亜鉛はテストステロンやインスリン、成長ホルモンなど「カラダをつくる」ホルモンの材料となり、またDNAの転写にも必要とされる。
    そして亜鉛やマグネシウムは日本人の食生活だと実に不足しやすい。日本人の食事摂取基準によればマグネシウムの推奨摂取量は一日に370mgだが、平成26年の「国民健康・栄養調査」によれば成人のマグネシウム平均摂取量はたったの244mgである。
    また亜鉛も推奨摂取量は一日に10mgだが、これも調査による成人の亜鉛平均摂取量は8mgに満たないとされており、全く足りていない。

    栄養には気を遣っていると思われるNFLの選手250人以上を調査したところ、70%以上が亜鉛とマグネシウム両方が不足していたという報告もある。
    どんなにハードなトレーニングを行っても、ビタミンやミネラルが不足していては本当の効果を得ることはできない。そしてどんなに食事に気を遣っても、十分なビタミンやミネラルを確実に摂取できているとは言えない。「バランスの良い食事」を心がけるだけではダメなのだ。

    マグネシウムには筋肉をリラックスさせる作用がある。逆にカルシウムは筋肉を収縮させる作用がある。このバランスが崩れると、筋肉の痙攣が起こりやすい。夏場に肉離れや痙攣が起こりやすいのは、脱水によってミネラルバランスが崩れるからでもある。
    カルシウムはホエイプロテインに含まれており、また乳製品などで簡単に摂取できる。しかしマグネシウムはナッツ類や葉野菜、海藻類に多く含まれ、なかなか十分に摂取することができない。

    また亜鉛も不足しやすいミネラルだ。亜鉛を十分に摂取することで、テストステロンが増えたという報告がある。体重1kgあたり3mgの亜鉛を4週間に渡って10名のレスラーに摂取させたところ、総テストステロンと遊離テストステロンレベルが顕著に高くなっていた。(※16)
    また普段運動しない人は、運動することによってテストステロンレベルが低下しやすい。そこで4週間に渡って体重1kgあたり3mgの亜鉛を摂取したところ、通常時からテストステロンレベルを高めることができ、運動してもテストステロンレベルの低下はそれほど起こらなかった。(※17)

    亜鉛が不足していない8~9歳の子供に一日10mgの亜鉛を摂取させたところ、IGF-1やIGFBP3、オステオカルシンが上昇している。これは子供の成長を促進する可能性がある。(※18)
    また6~9歳の子供に一日5mgの亜鉛を摂取させたところ、認知機能が上昇する可能性が示唆されている。(※19)
    食事では不足しやすい亜鉛やマグネシウムを簡単に摂る方法がある。「DNSグミ ZMA」を食べることだ。「DNSグミ ZMA」には1袋当たり30mgの亜鉛と200mgのマグネシウム、30mgのビタミンB6が含まれている。
    亜鉛とマグネシウム以外にビタミンB6も含まれているが、この栄養素にはアミノ酸の代謝をサポートしたり、睡眠を深くしたりする作用が期待できる。
    夕食後のちょっと小腹が空いたタイミングで「DNSグミ ZMA」を食べれば食欲も満たされるし、普段よりぐっすり眠ることができるだろう。

    ※DNSグミ ZMAは現在終売しております。


    (前編を読む)

      【参考文献】

      • 16:The effect of exhaustion exercise on thyroid hormones and testosterone levels of elite athletes receiving oral zinc. Neuro Endocrinol Lett. 2006 Feb-Apr;27(1-2):247-52.
      • 17:Effect of fatiguing bicycle exercise on thyroid hormone and testosterone levels in sedentary males supplemented with oral zinc. Neuro Endocrinol Lett. 2007 Oct;28(5):681-5.
      • 18:Effect of Zinc Supplementation on GH, IGF1, IGFBP3, OCN, and ALP in Non-Zinc-Deficient Children. J Am Coll Nutr. 2015;34(4):290-9. doi: 10.1080/07315724.2014.929511. Epub 2015 Mar 11.
      • 19:Oral zinc supplementation may improve cognitive function in schoolchildren. Biol Trace Elem Res. 2013 Oct;155(1):23-8. doi: 10.1007/s12011-013-9766-9. Epub 2013 Jul 28.