体重・脂肪DOWN
トレーニングをガンガンやり、メシも食いまくってデカい身体を作り上げる。ウォリアーの肉体は、こうして土台ができ上がる。
土台がしっかりしたら、彫刻家が入念に彫り込んでいくかのように、肉体を少しずつ磨き上げていく。よけいな脂肪をそぎ落とし、筋肉と血管がうねりまくった身体を作り上げるのだ。ウォリアーの肉体は、こうして完成される。
問題は、磨き上げていく時に土台そのものが小さくなることだ。下手な減量は筋肉を削ってしまい、オフにデカくした意味がなくなってしまう。大事なのは筋肉量をキープしつつ、体脂肪だけを減らしていくことだ。今回はそのための方法を伝授していこう。
食事によって得られた栄養素は、インスリンによって細胞内に送り込まれる。また肝臓でグリコーゲンを合成する時も、インスリンは重要な働きをする。つまり身体をデカくしたり、回復させたりする上で、インスリンは非常に重要なホルモンなのだ。しかしインスリンは筋肉細胞だけでなく、脂肪細胞にも働いてしまう。それが問題となる。
体脂肪が分解される時は「ホルモン感受性リパーゼ」という酵素が働く。インスリンはこの酵素の働きを抑えて、体脂肪の分解を邪魔してしまうのである。また体脂肪が合成される時は、「リポタンパクリパーゼ」という酵素が働く。インスリンはこの酵素の働きを助けてしまい、体脂肪の合成を促進してしまうのだ。
つまりインスリンは筋肉を増やすにはいいが、体脂肪を落とすのには邪魔になる。そこで、インスリンをコントロールすることが重要となる。
では、インスリンのコントロールとは何か。これは「インスリンが主に筋肉細胞に働くようにし、脂肪細胞に働かないようにする」ことである。これが実現すれば、インスリンの筋増強作用を得たうえで、体脂肪の燃焼を邪魔せずにすむわけだ。
そんなうまい話があるのだろうか。あるのである。トレーニングすると筋肉が収縮し、その部位の血行がよくなり、筋肉のエネルギーが失われる。この時、筋肉細胞におけるインスリンの働きが急激に高まるのだ。この状態はトレーニング終了後、だいたい3時間ほど継続される。
つまり、トレーニング中からトレーニング後にかけて大量の栄養素を補給し、インスリンを分泌させれば、その時に摂った栄養素は筋肉細胞に行き、脂肪合成には使われなくなるという案配だ。
しかし問題がある。トレーニング終了後、すぐに食事を用意するのは難しい。それだけでなく、トレーニング後は交感神経が興奮しているため、消化に必要な副交感神経が働いていないのである。また血流は筋肉の方にあるため、胃腸に血液が戻っておらず、消化が悪くなってしまう。
ここでいい解決策がある。ドリンクやゼリーのように、胃腸に負担のかからないものを使って栄養補給してやるのだ。これなら調理の手間もかからないし、無理なく消化することができる。
他のタイミングでも補食は有効だ。力士は1日2食でドカ食いし、わざと太る。これは1回の食事量を増やすことでインスリンを大量分泌させ、筋肉だけでなく体脂肪も増やしているのだ。逆に考えれば、1回の食事量を減らして食事回数を増やすことでインスリンの分泌を少量で安定させれば、体脂肪を減らすのが容易になると考えられる。血糖値の乱高下も起こらないため、健康にもいい影響があるだろう。
ただし補食といっても、栄養素が十分に満たされているものでなければならない。DNSのJel-XやBar-Xなどは十分な炭水化物と糖質が含まれ、補食として非常に有用だ。食間やトレーニング後など、存分に利用してほしい。
トレーニングをガンガンやり、メシも食いまくってデカい身体を作り上げる。ウォリアーの肉体は、こうして土台ができ上がる。
土台がしっかりしたら、彫刻家が入念に彫り込んでいくかのように、肉体を少しずつ磨き上げていく。よけいな脂肪をそぎ落とし、筋肉と血管がうねりまくった身体を作り上げるのだ。ウォリアーの肉体は、こうして完成される。
問題は、磨き上げていく時に土台そのものが小さくなることだ。下手な減量は筋肉を削ってしまい、オフにデカくした意味がなくなってしまう。大事なのは筋肉量をキープしつつ、体脂肪だけを減らしていくことだ。今回はそのための方法を伝授していこう。
食事によって得られた栄養素は、インスリンによって細胞内に送り込まれる。また肝臓でグリコーゲンを合成する時も、インスリンは重要な働きをする。つまり身体をデカくしたり、回復させたりする上で、インスリンは非常に重要なホルモンなのだ。しかしインスリンは筋肉細胞だけでなく、脂肪細胞にも働いてしまう。それが問題となる。
体脂肪が分解される時は「ホルモン感受性リパーゼ」という酵素が働く。インスリンはこの酵素の働きを抑えて、体脂肪の分解を邪魔してしまうのである。また体脂肪が合成される時は、「リポタンパクリパーゼ」という酵素が働く。インスリンはこの酵素の働きを助けてしまい、体脂肪の合成を促進してしまうのだ。
つまりインスリンは筋肉を増やすにはいいが、体脂肪を落とすのには邪魔になる。そこで、インスリンをコントロールすることが重要となる。
では、インスリンのコントロールとは何か。これは「インスリンが主に筋肉細胞に働くようにし、脂肪細胞に働かないようにする」ことである。これが実現すれば、インスリンの筋増強作用を得たうえで、体脂肪の燃焼を邪魔せずにすむわけだ。
そんなうまい話があるのだろうか。あるのである。トレーニングすると筋肉が収縮し、その部位の血行がよくなり、筋肉のエネルギーが失われる。この時、筋肉細胞におけるインスリンの働きが急激に高まるのだ。この状態はトレーニング終了後、だいたい3時間ほど継続される。
つまり、トレーニング中からトレーニング後にかけて大量の栄養素を補給し、インスリンを分泌させれば、その時に摂った栄養素は筋肉細胞に行き、脂肪合成には使われなくなるという案配だ。
しかし問題がある。トレーニング終了後、すぐに食事を用意するのは難しい。それだけでなく、トレーニング後は交感神経が興奮しているため、消化に必要な副交感神経が働いていないのである。また血流は筋肉の方にあるため、胃腸に血液が戻っておらず、消化が悪くなってしまう。
ここでいい解決策がある。ドリンクやゼリーのように、胃腸に負担のかからないものを使って栄養補給してやるのだ。これなら調理の手間もかからないし、無理なく消化することができる。
他のタイミングでも補食は有効だ。力士は1日2食でドカ食いし、わざと太る。これは1回の食事量を増やすことでインスリンを大量分泌させ、筋肉だけでなく体脂肪も増やしているのだ。逆に考えれば、1回の食事量を減らして食事回数を増やすことでインスリンの分泌を少量で安定させれば、体脂肪を減らすのが容易になると考えられる。血糖値の乱高下も起こらないため、健康にもいい影響があるだろう。
ただし補食といっても、栄養素が十分に満たされているものでなければならない。DNSのJel-XやBar-Xなどは十分な炭水化物と糖質が含まれ、補食として非常に有用だ。食間やトレーニング後など、存分に利用してほしい。