体重・筋量UP

最高峰のプロテインでフィジカルを進化させろ ~ HMBとグルタミンの力

最高峰のプロテインでフィジカルを進化させろ ~ HMBとグルタミンの力

DESIRE TO EVOLUTION

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最高峰のプロテインでフィジカルを進化させろ ~ HMBとグルタミンの力

最高峰のプロテインでフィジカルを進化させろ ~ HMBとグルタミンの力

(この記事は2016年3月に作成したものです)

前号ではプロテインの重要性、そしてグルタミンを追加することによりプロテインがさらにレベルアップすることを紹介した。
グルタミンが配合された「ホエイプロテインG+」。これこそは「スーパープロテイン」の名にふさわしい。

参考記事
プロテインをさらにステップアップさせろ ~進化したプロテイン

しかし、最高峰はまだその先にある。
DNSの開発した最高峰のプロテイン、それが3月15日に発売となる
「ホエイプロテイン スーパープレミアム」(ホエイプロテインSP)だ。
これまでと比べ、なにが違うのか。
ホエイプロテインSPを最高峰たらしめる成分について、これから詳しく解説していこう。


■1食(34g)あたり5000mgのグルタミンを配合。

前号で紹介した通り、ホエイプロテインには筋たんぱく合成を高める作用がある。(※1)
またグルタミンにも筋たんぱく合成を高める作用がある。(※2、※3)
この2つを同時に摂取することで、筋肥大および筋力向上における相乗作用が期待できるわけだ。
またグルタミンを摂取することにより、ハードトレーニングによるストレス由来の筋肉減少や免疫低下を防ぐことができる。(※4、※5、※6)
グルタミンを配合したプロテインを飲んでおけば、トレーニングをハードに行う時期に風邪を引いたりする心配は不要となるだろう。


■1食(34g)あたり1500mgのHMBを配合。

アミノ酸のロイシンが体内で代謝されると、HMBという物質になる。
これには、どのような効果があるのだろうか。
第一に、mTOR活性化による筋たんぱく合成の増加が起こる。mTORとは細胞の増殖センサーのようなもので、これが増加することでたんぱく合成酵素が活性化され、筋肉が増強されるのだ。
さらにHMBには速筋繊維における筋幹細胞の増殖を促進する作用や、筋衛星細胞の分化を増加させる作用もある。(※7、※8)

二番目に、ユビキチン・プロテアソーム系を阻害する作用がある。体内には古くなったたんぱく質や、必要のなくなったたんぱく質を分解して排出するシステムがある。この時、ユビキチンというものがそのたんぱく質に結合して「標的化」する。そこにプロテアソームというたんぱく分解酵素が働くことにより、不要なたんぱく質が分解されるという流れになる。

残念ながらウォリアーの筋肉は、日常生活ではあまり必要とされない。たんぱく質は非常に重要な物質であるため、ホルモンや酵素など生命にとって必要性の高いもののほうに優先的に使われてしまうのだ。そのため、過剰な筋肉はユビキチン・プロテアソーム系によって分解されてしまう。そして分解されて得られたアミノ酸が、ホルモンや酵素の材料になるというわけである。
これに対する強力な武器となるのが、HMBである。HMBにはユビキチン・プロテアソーム系をブロックしてくれる作用があるのだ。(※7、※9、※10、※11)

また、ミオスタチンの作用を抑えてくれる作用もある。ミオスタチンは筋肉が増え過ぎないようにする遺伝子だ。これもユビキチン・プロテアソーム系と同様、生命にとって優先順位の高い部位にたんぱく質を持って行くために存在する。トレーニングをしてもなかなか筋肉が増えないのは、ミオスタチンが働いているせいでもある。
HMBはこのミオスタチンの発現を抑え、トレーニングによる筋発達の阻害を食い止めてくれるのだ。(※12)


グルタミンとHMBだけでも強力だが、ホエイSPにはさらに、アルギニンシトルリンのNO BOOSTERR(エヌ・オーブースター)も含まれる。
次号ではそのアルギニンとシトルリンについても解説していく。

ホエイプロテインSP

【1食(34g)あたりの栄養価】
エネルギー 132kcal / たんぱく質 26.9g / 脂質 1.4g / 炭水化物 2.9g / 食塩相当量 0.3g / たんぱく質(無水物換算値) 27.9g / HMB 1,500mg / グルタミン 5,000mg / シトルリン 500mg / アルギニン 500mg

詳しい情報・ご購入はこちらから DNS Online Shop

 

(後編に続く)

【参考文献】

  • 1 :Whey protein intake after resistance exercise activates mTOR signaling in a dose-dependent manner in human skeletal muscle. Eur J Appl Physiol. 2014 Apr;114(4):735-42. doi: 10.1007/s00421-013-2812-7. Epub 2014 Jan 3.
  • 2 :The Influence of Oral L-Glutamine Supplementation on Muscle Strength Recovery and Soreness Following Unilateral Knee Extension Eccentric Exercise. Int J Sport Nutr Exerc Metab. 2015 Oct;25(5):417-26. doi: 10.1123/ijsnem.2014-0209. Epub 2015 Mar 26.
  • 3 :A positive relationship between protein synthetic rate and intracellular glutamine concentration in perfused rat skeletal muscle. FEBS Lett. 1987 May 4;215(1):187-91
  • 4 :Glutamine alimentation in catabolic state. Journal of Nutrition. Vol.131 Issue 95: 2569-78.
  • 5 :Glutamine prevents downregulation of myosin heavy chain synthesis and muscle atrophy. American Journal of Physiology. Vol.268(4): 730-34.
  • 6 :Why is L-glutamine metabolism important to cells of the immune system in health, postinjury, surgery or infection? J Nutr. 2001 Sep;131(9 Suppl):2515S-22S; discussion 2523S-4S
  • 7 :Effects of beta-hydroxy-beta-methylbutyrate (HMB) on exercise performance and body composition across varying levels of age, sex, and training experience: A review. Nutr Metab (Lond). 2008 Jan 3;5:1. doi: 10.1186/1743-7075-5-1.
  • 8 :β-Hydroxy-β-methylbutyrate (HMB) enhances the proliferation of satellite cells in fast muscles of aged rats during recovery from disuse atrophy. Exp Gerontol. 2013 Sep;48(9):973-84. doi: 10.1016/j.exger.2013.06.005. Epub 2013 Jul 4.
  • 9 :Mechanism of attenuation of muscle protein degradation induced by tumor necrosis factor-alpha and angiotensin II by beta-hydroxy-beta-methylbutyrate. Am J Physiol Endocrinol Metab. 2008 Dec;295(6):E1417-26. doi: 10.1152/ajpendo.90567.2008. Epub 2008 Oct 7.
  • 10 :Mechanism of the attenuation of proteolysis-inducing factor stimulated protein degradation in muscle by beta-hydroxy-beta-methylbutyrate. Cancer Res. 2004 Dec 1;64(23):8731-5.
  • 11 :Attenuation of proteasome-induced proteolysis in skeletal muscle by β-hydroxy-β-methylbutyrate in cancer-induced muscle loss. Cancer Res. 2005, 65: 277-83. 10.1158/0008-5472.CAN-05-0169
  • 12 :L-leucine, beta-hydroxy-beta-methylbutyric acid (HMB) and creatine monohydrate prevent myostatin-induced Akirin-1/Mighty mRNA down-regulation and myotube atrophy Journal of the International Society of Sports Nutrition 2014, 11:38 doi:10.1186/1550-2783-11-38
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(この記事は2016年3月に作成したものです)

前号ではプロテインの重要性、そしてグルタミンを追加することによりプロテインがさらにレベルアップすることを紹介した。
グルタミンが配合された「ホエイプロテインG+」。これこそは「スーパープロテイン」の名にふさわしい。

参考記事
プロテインをさらにステップアップさせろ ~進化したプロテイン

しかし、最高峰はまだその先にある。
DNSの開発した最高峰のプロテイン、それが3月15日に発売となる
「ホエイプロテイン スーパープレミアム」(ホエイプロテインSP)だ。
これまでと比べ、なにが違うのか。
ホエイプロテインSPを最高峰たらしめる成分について、これから詳しく解説していこう。


■1食(34g)あたり5000mgのグルタミンを配合。

前号で紹介した通り、ホエイプロテインには筋たんぱく合成を高める作用がある。(※1)
またグルタミンにも筋たんぱく合成を高める作用がある。(※2、※3)
この2つを同時に摂取することで、筋肥大および筋力向上における相乗作用が期待できるわけだ。
またグルタミンを摂取することにより、ハードトレーニングによるストレス由来の筋肉減少や免疫低下を防ぐことができる。(※4、※5、※6)
グルタミンを配合したプロテインを飲んでおけば、トレーニングをハードに行う時期に風邪を引いたりする心配は不要となるだろう。


■1食(34g)あたり1500mgのHMBを配合。

アミノ酸のロイシンが体内で代謝されると、HMBという物質になる。
これには、どのような効果があるのだろうか。
第一に、mTOR活性化による筋たんぱく合成の増加が起こる。mTORとは細胞の増殖センサーのようなもので、これが増加することでたんぱく合成酵素が活性化され、筋肉が増強されるのだ。
さらにHMBには速筋繊維における筋幹細胞の増殖を促進する作用や、筋衛星細胞の分化を増加させる作用もある。(※7、※8)

二番目に、ユビキチン・プロテアソーム系を阻害する作用がある。体内には古くなったたんぱく質や、必要のなくなったたんぱく質を分解して排出するシステムがある。この時、ユビキチンというものがそのたんぱく質に結合して「標的化」する。そこにプロテアソームというたんぱく分解酵素が働くことにより、不要なたんぱく質が分解されるという流れになる。

残念ながらウォリアーの筋肉は、日常生活ではあまり必要とされない。たんぱく質は非常に重要な物質であるため、ホルモンや酵素など生命にとって必要性の高いもののほうに優先的に使われてしまうのだ。そのため、過剰な筋肉はユビキチン・プロテアソーム系によって分解されてしまう。そして分解されて得られたアミノ酸が、ホルモンや酵素の材料になるというわけである。
これに対する強力な武器となるのが、HMBである。HMBにはユビキチン・プロテアソーム系をブロックしてくれる作用があるのだ。(※7、※9、※10、※11)

また、ミオスタチンの作用を抑えてくれる作用もある。ミオスタチンは筋肉が増え過ぎないようにする遺伝子だ。これもユビキチン・プロテアソーム系と同様、生命にとって優先順位の高い部位にたんぱく質を持って行くために存在する。トレーニングをしてもなかなか筋肉が増えないのは、ミオスタチンが働いているせいでもある。
HMBはこのミオスタチンの発現を抑え、トレーニングによる筋発達の阻害を食い止めてくれるのだ。(※12)


グルタミンとHMBだけでも強力だが、ホエイSPにはさらに、アルギニンシトルリンのNO BOOSTERR(エヌ・オーブースター)も含まれる。
次号ではそのアルギニンとシトルリンについても解説していく。

ホエイプロテインSP

【1食(34g)あたりの栄養価】
エネルギー 132kcal / たんぱく質 26.9g / 脂質 1.4g / 炭水化物 2.9g / 食塩相当量 0.3g / たんぱく質(無水物換算値) 27.9g / HMB 1,500mg / グルタミン 5,000mg / シトルリン 500mg / アルギニン 500mg

詳しい情報・ご購入はこちらから DNS Online Shop

 

(後編に続く)

【参考文献】

  • 1 :Whey protein intake after resistance exercise activates mTOR signaling in a dose-dependent manner in human skeletal muscle. Eur J Appl Physiol. 2014 Apr;114(4):735-42. doi: 10.1007/s00421-013-2812-7. Epub 2014 Jan 3.
  • 2 :The Influence of Oral L-Glutamine Supplementation on Muscle Strength Recovery and Soreness Following Unilateral Knee Extension Eccentric Exercise. Int J Sport Nutr Exerc Metab. 2015 Oct;25(5):417-26. doi: 10.1123/ijsnem.2014-0209. Epub 2015 Mar 26.
  • 3 :A positive relationship between protein synthetic rate and intracellular glutamine concentration in perfused rat skeletal muscle. FEBS Lett. 1987 May 4;215(1):187-91
  • 4 :Glutamine alimentation in catabolic state. Journal of Nutrition. Vol.131 Issue 95: 2569-78.
  • 5 :Glutamine prevents downregulation of myosin heavy chain synthesis and muscle atrophy. American Journal of Physiology. Vol.268(4): 730-34.
  • 6 :Why is L-glutamine metabolism important to cells of the immune system in health, postinjury, surgery or infection? J Nutr. 2001 Sep;131(9 Suppl):2515S-22S; discussion 2523S-4S
  • 7 :Effects of beta-hydroxy-beta-methylbutyrate (HMB) on exercise performance and body composition across varying levels of age, sex, and training experience: A review. Nutr Metab (Lond). 2008 Jan 3;5:1. doi: 10.1186/1743-7075-5-1.
  • 8 :β-Hydroxy-β-methylbutyrate (HMB) enhances the proliferation of satellite cells in fast muscles of aged rats during recovery from disuse atrophy. Exp Gerontol. 2013 Sep;48(9):973-84. doi: 10.1016/j.exger.2013.06.005. Epub 2013 Jul 4.
  • 9 :Mechanism of attenuation of muscle protein degradation induced by tumor necrosis factor-alpha and angiotensin II by beta-hydroxy-beta-methylbutyrate. Am J Physiol Endocrinol Metab. 2008 Dec;295(6):E1417-26. doi: 10.1152/ajpendo.90567.2008. Epub 2008 Oct 7.
  • 10 :Mechanism of the attenuation of proteolysis-inducing factor stimulated protein degradation in muscle by beta-hydroxy-beta-methylbutyrate. Cancer Res. 2004 Dec 1;64(23):8731-5.
  • 11 :Attenuation of proteasome-induced proteolysis in skeletal muscle by β-hydroxy-β-methylbutyrate in cancer-induced muscle loss. Cancer Res. 2005, 65: 277-83. 10.1158/0008-5472.CAN-05-0169
  • 12 :L-leucine, beta-hydroxy-beta-methylbutyric acid (HMB) and creatine monohydrate prevent myostatin-induced Akirin-1/Mighty mRNA down-regulation and myotube atrophy Journal of the International Society of Sports Nutrition 2014, 11:38 doi:10.1186/1550-2783-11-38