体重・筋量UP
目的:コアを含めた下半身全体の強化
メリット:バーを担がずに行える。パワーラックが必要ない。左右に異なった刺激を与えることができる。
トレーニングマシンの普及に伴い、ウォリアーはさまざまなエクササイズを選択できるようになった。しかしスクワットとベンチプレス、デッドリフトはいまだに「ビッグ3」と呼ばれて、スナッチやジャークなどのオリンピックリフト、クリーンやフロントスクワットなどのバーベルエクササイズは、古くからアスリートの間で競技能力向上のために行われている。
とはいえ、エクササイズの選択肢が増えることによって、時の流れとともに行われなくなったエクササイズも存在する。今回はその一つ、「ジェファーソン・スクワット」を紹介しよう。
コアを含めた下半身全体のトレーニングとして、スクワットは確かに「キング・オブ・エクササイズ」である。しかし、スクワットは常に行えるとは限らない。ジムが混んでいてパワーラックを使えない場合や、パワーラックを持っていないホームトレーニーの場合、代用となるエクササイズを探さねばならない。また肩を怪我している場合、バーベルを担ぐこと自体が不可能な時もある。
だがジェファーソン・スクワットならば、バーベルとプレートだけあれば行うことができるし、バーベルを担ぐ必要もない。行い方は次の通りである。
※ 20kgプレートだと十分に深く下ろせない場合は、直径の短い10kgや5kgプレートを使って行う。
※ 握力を補強するためにストラップを使ってもよい。
【スタート】 |
【フィニッシュ】 |
通常のスクワットと比べ、ジェファーソン・スクワットは上体を垂直に保つことが容易で、同じような動きであるスモウ・デッドリフトに比べて腰への負担が少なく、無理なく深く下ろすことが可能となる。
なお通常のスクワットと同様に、ワイドスタンスにしてつま先を外側に向ければ内転筋に強い刺激が行き、股関節を深く曲げるフォームならば大臀筋やハムストリング、膝関節を深く曲げるフォームならば、大腿四頭筋に刺激を与えることができる。
ただし両手を前後に広げてバーを保持するため、体幹部に若干のねじれが生じてしまう。そのため、左側と右側とで微妙に違った刺激となるので、セットごとに持つ手を入れ替えるようにするといい。また高重量になると握力がボトルネックとなるため、ストラップも使いたい。
普通のスクワットに慣れてしまったウォリアーにも、ぜひ試していただきたいエクササイズである。
(Part 52を読む) |
(Part 54を読む) |
目的:コアを含めた下半身全体の強化
メリット:バーを担がずに行える。パワーラックが必要ない。左右に異なった刺激を与えることができる。
トレーニングマシンの普及に伴い、ウォリアーはさまざまなエクササイズを選択できるようになった。しかしスクワットとベンチプレス、デッドリフトはいまだに「ビッグ3」と呼ばれて、スナッチやジャークなどのオリンピックリフト、クリーンやフロントスクワットなどのバーベルエクササイズは、古くからアスリートの間で競技能力向上のために行われている。
とはいえ、エクササイズの選択肢が増えることによって、時の流れとともに行われなくなったエクササイズも存在する。今回はその一つ、「ジェファーソン・スクワット」を紹介しよう。
コアを含めた下半身全体のトレーニングとして、スクワットは確かに「キング・オブ・エクササイズ」である。しかし、スクワットは常に行えるとは限らない。ジムが混んでいてパワーラックを使えない場合や、パワーラックを持っていないホームトレーニーの場合、代用となるエクササイズを探さねばならない。また肩を怪我している場合、バーベルを担ぐこと自体が不可能な時もある。
だがジェファーソン・スクワットならば、バーベルとプレートだけあれば行うことができるし、バーベルを担ぐ必要もない。行い方は次の通りである。
※ 20kgプレートだと十分に深く下ろせない場合は、直径の短い10kgや5kgプレートを使って行う。
※ 握力を補強するためにストラップを使ってもよい。
【スタート】 |
【フィニッシュ】 |
通常のスクワットと比べ、ジェファーソン・スクワットは上体を垂直に保つことが容易で、同じような動きであるスモウ・デッドリフトに比べて腰への負担が少なく、無理なく深く下ろすことが可能となる。
なお通常のスクワットと同様に、ワイドスタンスにしてつま先を外側に向ければ内転筋に強い刺激が行き、股関節を深く曲げるフォームならば大臀筋やハムストリング、膝関節を深く曲げるフォームならば、大腿四頭筋に刺激を与えることができる。
ただし両手を前後に広げてバーを保持するため、体幹部に若干のねじれが生じてしまう。そのため、左側と右側とで微妙に違った刺激となるので、セットごとに持つ手を入れ替えるようにするといい。また高重量になると握力がボトルネックとなるため、ストラップも使いたい。
普通のスクワットに慣れてしまったウォリアーにも、ぜひ試していただきたいエクササイズである。
(Part 52を読む) |
(Part 54を読む) |