ウォリアーの肉体は20種類のアミノ酸から構成されている。しかし、ただの「材料」にとどまらないアミノ酸もある。その筆頭がBCAAだ。
前号で紹介した通り、BCAAには筋たんぱくの合成を高めたり、持久力を増加させ、集中力をキープする作用などが期待できる。ではBCAAの効果を最大限に高めるための5つのポイントを紹介しよう。
1. トレーニングや試合の30~45分前に摂取せよ!
BCAAを摂取すると、血中レベルはその30分後に最大となる。そして摂取120分後に半分以下のレベルに戻る。よってパフォーマンスが要求される30~45分ほど前に摂取しておき、BCAAの血中レベルを最大にしておくこと。
運動時間が長くなる場合は、さらに1時間ごとにBCAAを補給するようにしよう。そうすれば、血中レベルを常に高くキープしておくことが可能になる。
参考:
勝利のためのアミノ酸 ~BCAAの効果を最大限に引き出せ!
2. 配合に目を向けよ!
BCAAはロイシンとバリン、イソロイシンからなる3種類のアミノ酸である。このうち「ロイシン」に、特に筋たんぱく同化作用があることがわかっている。
BCAAの配合比率として様々な研究があるものの、どうやらバリン:ロイシン:イソロイシンは1:2:1が効果的と考えられている。BCAAを選ぶときはまず比率を見てほしい。