健康・体力・美容UP
上部大胸筋を鍛える「インクライン・ベンチプレス」に引き続き、今回は大胸筋の内側を鍛える「ダンベル・ベンチプレス」のやり方を紹介しましょう。
大胸筋の全体的な筋肉量は多いのに、なぜか見た目のインパクトが弱いことがあります。それは多くの場合、大胸筋の内側の溝がクッキリしていないことによるもの。逆に内側の溝がクッキリしてさえいれば、実際の筋肉量は少なめでも、大胸筋が発達しているように見せることができるのです。
では、ダンベル・ベンチプレスのフォームを紹介しましょう。
スタート |
フィニッシュ |
|
ヒジを張り過ぎたNG例 |
ダンベルどうしがぶつかり合うNG例 |
さて、なぜダンベルだとバーベルに比べて大胸筋の内側を鍛えやすいのでしょうか。まずはバーベル・ベンチプレスのフィニッシュポジションにおける腕の角度をみてみましょう。
ナローグリップによるベンチプレスの場合は別ですが、一般的なグリップ幅によるバーベル・ベンチプレスでは、バーベルを挙げきったときに両腕のなす角度が広くなっています。つまり、大胸筋は完全に収縮していません。
次に、ダンベル・ベンチプレスのフィニッシュポジションをみてみましょう。
このように、ダンベル・ベンチプレスの場合は挙げきったときに両腕どうしを近づけることができるため、大胸筋を最後まで収縮させることができるのです。そのため、大胸筋の内側を集中的に刺激することができます。
またバーベルに比べてダンベルのほうがバランスを保ちにくくなります。そのため、スタビライザーへの刺激が強くなりますので、バーベル・ベンチプレスのプラトー打破への効果も期待できるでしょう。
ダンベル・ベンチプレスのデメリットとして、「スタートポジションにダンベルを持ってくるのが大変」だというものがあります。そこで膝をうまく使ってセッティングする方法を紹介しましょう。
膝を使ったダンベルのセッティング方法
バーベルでのベンチプレスはジムでの一番人気を誇るエクササイズですが、ダンベル・ベンチプレスも大胸筋を発達させるという点では全く劣りません。大胸筋が今ひとつ発達していない・・という場合は、ぜひ採り入れてみてください。
(Part 20を読む) |
(Part 22を読む) |
上部大胸筋を鍛える「インクライン・ベンチプレス」に引き続き、今回は大胸筋の内側を鍛える「ダンベル・ベンチプレス」のやり方を紹介しましょう。
大胸筋の全体的な筋肉量は多いのに、なぜか見た目のインパクトが弱いことがあります。それは多くの場合、大胸筋の内側の溝がクッキリしていないことによるもの。逆に内側の溝がクッキリしてさえいれば、実際の筋肉量は少なめでも、大胸筋が発達しているように見せることができるのです。
では、ダンベル・ベンチプレスのフォームを紹介しましょう。
スタート |
フィニッシュ |
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ヒジを張り過ぎたNG例 |
ダンベルどうしがぶつかり合うNG例 |
さて、なぜダンベルだとバーベルに比べて大胸筋の内側を鍛えやすいのでしょうか。まずはバーベル・ベンチプレスのフィニッシュポジションにおける腕の角度をみてみましょう。
ナローグリップによるベンチプレスの場合は別ですが、一般的なグリップ幅によるバーベル・ベンチプレスでは、バーベルを挙げきったときに両腕のなす角度が広くなっています。つまり、大胸筋は完全に収縮していません。
次に、ダンベル・ベンチプレスのフィニッシュポジションをみてみましょう。
このように、ダンベル・ベンチプレスの場合は挙げきったときに両腕どうしを近づけることができるため、大胸筋を最後まで収縮させることができるのです。そのため、大胸筋の内側を集中的に刺激することができます。
またバーベルに比べてダンベルのほうがバランスを保ちにくくなります。そのため、スタビライザーへの刺激が強くなりますので、バーベル・ベンチプレスのプラトー打破への効果も期待できるでしょう。
ダンベル・ベンチプレスのデメリットとして、「スタートポジションにダンベルを持ってくるのが大変」だというものがあります。そこで膝をうまく使ってセッティングする方法を紹介しましょう。
膝を使ったダンベルのセッティング方法
バーベルでのベンチプレスはジムでの一番人気を誇るエクササイズですが、ダンベル・ベンチプレスも大胸筋を発達させるという点では全く劣りません。大胸筋が今ひとつ発達していない・・という場合は、ぜひ採り入れてみてください。
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